更新日:2024年11月18日
「ペットが死んだらまずは何をすればいいの?」
と悩む人は多いです。
初めてペットが死んだとき、悲しみで頭がいっぱいになってしまうものですし、誰でも最初は
どうすればよいかわからないものです。
ペットが死んだら葬儀や自治体へ連絡など、様々な手続きや連絡を行わなければなりません。
本記事では、遺体の安置から死亡手続きまで、ペットが死んだらやることについてまとめました。
いつか来るその日に混乱しないように、どうすればよいのかを知り、備えておきましょう。
目次
1-1|ペットの遺体の体勢を整え安置する
1-3|ペット火葬の業者に連絡をする
2-1|個別火葬は遺骨を納めたい方向け
2-2|合同火葬は費用を抑えたい方向け
3|火葬業者の選び方
3-2|立地は家から移動しやすいか
4-2|ペットの遺骨を供養する
5-1|ペット葬儀110番
5-2|ペット火葬ハピネス
5-3|動物の園グループ
6|まとめ
ペットが死んだら、遺体の安置と処置を行います。
具体的には以下の3つです。
① ペットの遺体の体勢を整え安置する
② ペットの遺体を保冷剤で冷やして腐敗を防ぐ
③ペット火葬の業者に連絡をする
ここでは、これら3つの手順についてまとめました。
ペットが亡くなったら、以下の手順で体勢を整えます。
1 .遺体の目や口を閉じる: ペットの死後目や口が開いているようであれば閉じさせる。
2 .遺体の体勢を整え、タオルで覆う:棺に入れやすいよう、遺体の手足を旨の方に優しく
折り曲げる。死後体液や便が漏れる可能性があるため、整えたあとタオルで遺体を覆
う。
3 .遺体を安置する:遺体の腐敗を進行させないよう、風通しの良く、直射日光の当たらな
いところに安置する。
冷却温度 | -15°C以下に冷却できる保冷剤を選ぶ |
---|---|
持続時間 | 長時間冷やすことができる保冷剤を選ぶ |
安全性 | 多頭飼いしている場合、他のペットが舐めても安全な素材の保冷剤を選ぶ |
また、保冷剤は以下の場所に配置しましょう。
首 : 体温が最も高い場所
脇 : 血管が多く、熱が伝わりやすい場所
お腹 : 内臓が腐敗しやすい場所
遺体の安置が終わったら、ペット火葬業者に連絡しましょう。
ペット火葬業者は、火葬の日程や場所、費用などを決めるお手伝いをします。
早めに連絡することで、希望に沿った火葬の手配をすることが可能です。
ペット火葬業者の連絡先は、以下の場所で見つけることができます。
動物病院 | 提携しているペット火葬業者のパンフレットによる紹介 |
---|---|
ペットショップ | 同じく提携しているペット火葬業者の紹介 |
インターネット | ペット火葬業者のホームページを見つけることができます |
この3通りの中だと、ホームページでの検索が一番自分に適した業者を見つけやすいです。
行きつけの動物病院があった場合、紹介してくれるペット火葬業者にお任せするのが一番お手軽です。
しかし、価格やオプションなど自分なりのこだわりがある場合は、インターネットで火葬業者を探すことをおすすめします。
火葬方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
個別火葬 | 遺骨が拾えて、人と同じように供養できる | 費用が高くなりやすい |
合同火葬 | 費用が安く、短時間で終わる | 遺骨が拾えない |
個別火葬は、ペットの遺骨を納めたい方向けの火葬方法です。
ペットとの思い出を大切にしたい方、ペットを家族の一員として考えている方におすすめで
す。
個別火葬には、以下のようなメリットがあります。
1. 人と同じ形で弔うことができる
2. 火葬に立会うことができる
3. 遺骨を手元に残すことができる
個別火葬は、人の火葬とほぼ同じ形式で弔えます。
最後まで火葬に立ち会うことができるのも、遺骨を拾えるのも個別火葬だけであり、亡くなっ
たペットに寄り添えられるのがメリットです。
「火葬とはいえ焼かれるペットを見届けるのが辛い」という方には、火葬業者に一任し、後に
返骨ができる個別一任火葬がおすすめです。
合同火葬は、他のペットと一緒に火葬する方法です。
個別火葬に比べて費用が安く、ペット供養を行うことができます。
合同火葬には、以下のようなメリットがあります。
1. 個別火葬に比べて費用が安い
2. きちんと供養してもらえる
3. 時間の融通が利きやすい
合同火葬は個別火葬と比べると価格がお手軽という特徴があります。
個別火葬に比べると半額以下で火葬ができる他、立ち会えないかわりにすべて業者に一
任できるため、遺体を渡せば他にするべきことはありません。
また、遺骨は返骨されませんが、霊園内にある合同墓地に埋葬されるので、死後のお墓参
りは可能です。個別火葬は、ペットの遺骨を納めたい方向けの火葬方法です。
ペットとの思い出を大切にしたい方、ペットを家族の一員として考えている方におすすめで
す。
確認しておきたいサービス
火葬の種類: 個別・合同の自分が希望する火葬を行っているか。
訪問火葬 : 自宅まで火葬車を訪問し、火葬を行うサービスはあるか。
納骨 : 遺骨を納骨堂に預ける事はできるか。
法要 : ペットのための法要を行ってくれるか。
ペットセレモニー: ペットとの思い出を振り返るセレモニーを行ってくれるか。
確認しておきたい設備
火葬炉: ペットの体格に合った火葬炉があるか。
待合室: 火葬までの間、待機できる待合室があるか。
ペット安置室: ペットの遺体を安置する部屋があるか。
ペット用のお供え物: ペット用のお供え物を取り扱っているか。
ペットが死んだら、火葬の準備や届け出が必要になります。
ここでは、ペット火葬の手順や準備をするものについて説明します。
ペットが亡くなった場合は、お住まいの市区町村の保健福祉センターに、死亡日から30日
以内に死亡届を提出する必要があります。
提出方法は直接窓口に持参するか郵送で送るか、もしくはインターネットでの申し込むかの
3通りです。
一番お手軽なのはオンラインですが、自治体によって行っていない場合もあるので、まずは
ホームページで確認しましょう。
死亡届は必ず飼い主の方が提出する必要があり、提出を怠った場合、罰金が課される可
能性があるので注意しましょう。
個別や合同、訪問によって若干異なるケースはありますが、ペット火葬の流れは、基本的
に以下のとおりです。
1. 自分の選んだペット火葬業者に依頼する
2. 遺体をペット火葬業者に引き渡す
3. 火葬を行う
4. 個別火葬の場合、遺骨を受け取る
おすすめポイント
● 24時間365日受付
● 日本全国受付対応
● 明確に料金プランが定まっている
プラン名 | 金額 |
---|---|
霊園供養プラン(訪問+合同火葬+埋葬) | 8,500円~ |
個別火葬一任プラン(訪問+個別火葬+ご返骨) | 15,400円~ |
個別火葬家族立会プラン(個別火葬+お骨上げ+ご返骨) | 17,600円~ |
ペット葬儀110番は、24時間365日、日本全国どこでも対応が可能な火葬業者です。
当日火葬も可能であり、近場に火葬業者がいない、あるいは受付時間が過ぎているという
場合でも依頼できるのが魅力です。
お客様満足度も98%(2016年7月調査実施)と信頼性も高いです。
プラン名 | 金額 |
---|---|
合同火葬 | 7,700円~ |
個別火葬 | 13,200円~ |
個別火葬プレミアム | 16,500円~ |
ペット火葬ハピネスは、10年以上の実績があるペット火葬業者です。
全体的に安めの価格でペット火葬ができ、追加費用がかかりません。
また、個別火葬では粉骨のサービスも実施しているため、散骨や分骨がしやすいのも強み
といえるでしょう。
プラン名 | 金額(※東京) |
---|---|
引取個別火葬プラン | 9,000円~ |
一任個別火葬プラン | 10,000円~ |
立会個別火葬プラン | 13,000円~ |