遺言書の封筒の書き方

遺言書は封筒に入れて保管しましょう。自筆証書遺言を手元で保管する場合は、改ざんの心配がありますので防ぐためです。

こちらのページでは自筆証書遺言を保管する封筒の用意の仕方と、遺言書が数枚になった場合の綴じ方をご説明しております。

 

遺言書の封筒の書き方

 

遺言書を封筒で保管する手順をご説明します。

1.書き上げた遺言書はまずコピーをとると良いと思います。いつでも遺言書の文面を確認できるようにするためです。

2.遺言書を封筒に入れ、糊付けします。糊付けした上に、遺言書に押印した同じ印鑑で、封印します。

3.封筒の表に「遺言書 在中」と書きます。

4.封筒の裏に「開封を禁ずる。この遺言書を遺言者の死後、速やかに家庭裁判所に提出して検認を受けること」と書き、遺言書を書いた年月日署名捺印をします。

これで完成です。下記の見本をご参照ください。

検認手続きについてはこちらでご説明しております。

 

遺言書を保管する封筒

遺言書 封筒 書き方

改ざんを防ぐため、書き上げた遺言書は封筒
に入れ糊付けをし、上記のように書くとよい
でしょう。封入する前にコピーを取っておく
といつでも内容が確認できます。
検認手続きについてはこちらを参照ください

 

遺言書の綴じ方

 

遺言書が2枚以上の場合は、一体の遺言書であることをはっきりさせるため、綴じた方が安心です。

遺言書を横書きした場合の綴じ方についてご説明します。

※法務局で保管する場合は綴じないでください。ばらばらのまま預けます。

 

①重ねて綴じる場合

用紙を重ねて左端を2か所ホチキスでとめます。

署名捺印に使用した印鑑で、全ての見開きに、左右の用紙にかかるように押印します(契印)。

 

②縦につなげる場合

用紙を縦方向にのりでつなぎます。つなぎ目に契印します。

 

 

契印の見本

遺言書の契印の仕方

①重ねて綴じる(ホチキスどめの)場合

遺言書の契印の方法

②縦につなぐ(糊どめの)場合

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